千原兄弟の千原ジュニアさん
千原兄弟のボケ担当として、ちょっと怖い顔で面白いことをいうのが千原ジュニアさんです。
よしもと所属という事で、大阪の人だと思われがちですが、京都府福知山市の出身で、学校も京都の京都共栄学園高等学校を中退し、NSCに8期生になりました。
実はNSCは卒業していません。
千原兄弟は、兄である千原せいじとのコンビです。
よくある、名前が同じでも赤の他人という事ではなく、本当の兄弟で仲もいいことで知られています。
もともとは、兄である千原政治が先にNSCに入学しており、相方を決めるときに引きこもりになっていた千原ジュニアを引っ張りだし入学させたことでお笑いの世界に入ったのです。
関東では、あまり見る機会がなかった千原兄弟ですが、関西ではとても有名で大阪城ホールを満員にすることができるほどの人気でした。
現在でも、毎月定期的にチハラトークというライブを行っており、ルミネthe吉本を満員にさせることができるのです。
すべらない話でのトークなども、こういったところで鍛えられてきたといってもいいでしょう。
冠番組を持つと死にかける
千原ジュニアさんといえば、切れた鋭い目と大きな体から発せられるだみ声が特徴的です。
そこまで怖い顔ではなかったのですが、2001年にバイク事故を起こし、全治6か月の重傷を負ったことが起因です。
この時に追った怪我は、顔面にもおよび、整形せざるを得ないほどでした。
もうタレントとしても終わったという感じを持っていましたが、お笑いの才能には傷がついたわけではなく、今では笑いのネタの一つともなっていったのです。
この事故は、冠番組を持つと死にかけるというネタにもなっていますが、もう一つあるのが急性肝炎で死にかけたエピソードでしょう。
バイク事故より6年前のことですが、この時にも死にかけているのです。
この周期は、6年ごとに何かあるのではないかといわれていましたが、2007年がバイク事故から6年後にあたりました。
本人も不安を口に出していたのですが、やはり不幸はやってきて足の指を剥離骨折してしまったのです。
奇しくもこの年には冠番組がスタートしており、嫌なジンクスになってしまっています。
共演NGになるほどのこだわり
軽快な喋りで面白い千原ジュニアさんですが、笑いへのこだわりは非常に強いといわれています。
人によって面白いと感じることは違うと考えており、それがシュールな一面ともなっているのです。
そのため、考え方などが合わない人とはNGになっているとも言われてしまっています。
有名なところでは、ナインティーンナインの岡村さんでしょう。
どうもかみ合っていない部分があったのか、ラジオで好きじゃないという話をしたところで憤慨したというのが原因です。
両方ともお笑いに対するこだわりが強いタイプですので、こうしたことも起こったのでしょう。
現在ではお互いに認め合う中になっており、共演もはたしていますので、それだけ丸くなったともいえるかもしれません。